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ペンタックス Optio W60 レビューシーンを自動判別オートピクチャーモード、笑顔に反応スマイルキャッチ搭載Optio W60には、被写体に合わせて最適な撮影モードを自動判断する「オートピクチャーモード」が搭載されている。機能としては、パナソニックのLUMIXシリーズに搭載されている「おまかせ iA(インテリジェント・オート)モード」とほぼ同じといって良いだろう。
それら以外の撮影モードとしては、防水のOptio W60らしい水中撮影に最適な [マーメード] [マーメードムービー] 、建設現場での利用を想定した [CALS(建設CALSに適応した記録サイズ:1280×960ピクセルで撮影)] のほか、[動画] [デジタルワイド] [サーフ&スノー] [Digital SR(ぶれ軽減)] [ペット] [スポーツ] [花火] [ボイスレコーディング] [テキスト] [料理] [パノラマ] [フレーム合成] [グリーン(標準設定)] と多彩なモードが用意されている。
広角28mmレンズ、光学5倍ズームを搭載Optio W60は、約28〜140mm相当(35ミリ判換算)の光学5倍ズームレンズを搭載し、広角レンズの採用はペンタックスのコンパクトデジタルカメラとして初となる。
海や山などアウトドアで利用されるOptio W60だけに、広がりのある撮影ができる28mmの採用は重宝するだろう。
さらに、1cmマクロ撮影にも対応する。海で拾った貝や山で見つけた昆虫など、小さな被写体でもそのディテールを捉えることが可能だ。1cmマクロほどのクローズアップになると手ぶれの影響を受けやすいので、三脚を使うか何かでカメラを支えるなどの、ぶれ防止が必要だ。
高感度手ぶれ軽減機能「Digital SR」搭載Optio W60は手ぶれへの対応として、高感度ISOによる手ぶれ軽減機能「Digital SR(Digital SR:デジタルシェイクリダクション)」を搭載する。撮影モードの Digital SR モードにすると、ISO50〜6400の範囲内で状況に応じて自動設定される。この場合、画像サイズは小さくなり、2592×1944ピクセルに固定となる。
撮影サンプル
撮影済み画像へのぶれ補正(Digital SR)など、豊富な編集機能を装備Optio W60の再生モードは撮影中、背面の再生モードボタンの操作で利用できる。
撮影画像の表示切替はズームキーの操作により、9枚マルチ、カレンダー表示が可能で、グリーンボタンでカレンダー表示からフォルダ表示に切り替え可能だ。 フォルダ名は「101_0715」のようなナンバリング+撮影日で分類されるが、かといって画像が検索しやすいわけではない。他社にあるような、ポートレートやマーメイド(水中撮影)といった、撮影時に利用したモードを元にした分類機能があっても良いのではないか。 ![]() 9枚マルチ、カレンダー、グリーンボタンの操作で、フォルダの表示切り替えが可能。
再生モードでDigital SRを実行してみたところ、撮影時に働いたISO高感度によるノイズが低減されて滑らかになったことで、輪郭が判りやすくなった。
ただし、Digital SRが利用できるのはあくまでもOptio W60が判断した、ぶれ情報を持つ画像のみで、ユーザー側が自由に選んだ画像に対して実行することはできない。また、手ぶれアイコンが表示された画像であっても、ぶれが激しすぎると実行できないケースもあった。 約150分でフル充電が可能なバッテリーチャージャーが付属
このほか、Optio W60専用アクセサリーとして、アウトドアでの利用に最適なシリコン製プロテクタージャケット O-CC812 が用意されている。プロテクタージャケットがケースの役割も兼ねているため出し入れが必要なく、そのまま水中でも利用できて便利だ。
※CIPA規格:カメラ映像機器工業会(Camera & Imaging
Products Association)が定める電池寿命測定方法についての統一規格。
総論:アウトドアで軽快に使いたい、防水デジカメを求めるならオススメ 防水・防塵機能を備えたOptio W60の利用シチュエーションとしては、やはり海や山、プールなどアウトドアになるだろう。非防水デジカメではアクシデントによって楽しいレジャーが、一瞬にして悪夢になることもあるが、Optio W60なら水に対するアクシデントにも対応可能だ。
最近では防水機能を備えた携帯電話も数多く登場しているように、デジタル機器にも防水機能が定着しつつある。これは旅行やレジャーなど特別なイベント目的ではなく、日常利用においても水に強いことが、大きなメリットであると認識されつつあるのだ。 身近な状況でもコップの水がこぼれたり、突然の悪天候でカメラが雨にさらされることもある。それらアクシデント以外でも、小さな子供がいる家庭なら毎日のお風呂でも水を気にせず撮影できるなど、Optio W60が活躍できる場は結構ある。 ただ、防水・防塵には関係ない日常利用のデジカメとして捉えると、細かな不満もある。 また、防水機能を備える設計上、やむを得ないのかもしれないが、ボディデザインがオシャレかというと、微妙なところでもある。製品カテゴリと利用状況が異なるため単純な比較はできないが、携帯電話では防水とデザイン性を両立したモデルも登場しているので、防水デジカメであっても、もう少しクールでスタイリッシュさも欲しい。 それら気になる点はあるものの、Optio W60なら非防水デジカメでは経験できない、自由な撮影が可能となる。これまで撮影しようとさえ思ってもいなかった状況でも利用できる楽しさがあり、新しい体験ができる。 ほとんどの人がすでにデジタルカメラを所有している現在の状況においては、メーカーから用意されている純正の防水プロテクターの選択もあるが、大きくかさばり大げさなところもある。 (H-lab:山地啓之)
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