結婚式・披露宴を撮影する 1

人生のうちでもっとも大切なイベントといえば結婚式です。だからこそ一枚でも多く、新郎新婦に喜んでもらえる写真を撮りたいのです。
まずは進行をチェック!
結婚式に限らず、こういったイベント事は撮り直しがきかないので式・披露宴の進行確認が大切です。入場がはじまってから、スピーチがはじまってから移動していたのではベストショットは撮れません。可能であれば事前に新郎新婦本人達に確認しておくか、司会の人に聞いてみるのもよいでしょう。ただし司会の人も直前は準備で忙しく、しつこく聞くのは厳禁です。


それと場所の下見も重要です。入り口、ひな壇、マイク、ケーキの位置などが判っていれば、進行と合わせて次にどこへ移動すべきかの判断ができます。 他に逆光にならないよう照明の位置も確認しておきましょう。
ただし事前に会場へは入れないところも多いので、開場すぐにそれら位置の確認をしておきましょう。そのためにも会場へギリギリ到着するのは避けましょう。
撮影のマナーにも注意!
結婚式・披露宴は大切な儀式の場です。いくらいい写真が撮りたいからといって進行の邪魔になってはいけません。誰かがスピーチしている時に動き回って、みんなの視線を惹くような目立つ行動は控えましょう。
それに他の親族や友人達も、やはりいい写真を撮りたいと思っています。自分だけ前に出て後ろからの撮影の邪魔にならないよう、しゃがむなどの配慮が必要です。
また、新郎新婦が式場のプロカメラマン、ビデオスタッフに撮影を依頼している場合もあるので、彼ら以上に出しゃばるのはやめましょう。
なにより喜んでもらえる写真が一番!
撮影する方は招待される側なので、祝福してあげて自分自身楽しむことは問題ないのですが、写真は新郎新婦に渡すことになるでしょうから、二人が喜んでくれる写真が一番なのです。

式場 開場前

控室の様子

新郎新婦の控え室での少しリラックスした表情も、メイキングのようで喜ばれます。控え室の入室は親族に限られるかもしれませんが、事前に新郎新婦にお願いして「撮影係なので」と会場スタッフに了解を得ていれば入室できることもあります。

受付や開場前の様子

準備で忙しい新郎新婦が見ることができない、受付や開場前の親族、友人が集まっている様子も撮影しておくと喜ばれます。この時はあらためてカメラに向かってもらうよりは、立ち話している様子などをスナップ的に撮影している方が自然なその場の雰囲気が伝わって良いです。

新郎新婦が見れないものを押さえる

先に記した受付の様子同様に、本人達が見ることができないものも押さえておきましょう。当日、新郎新婦は非常に忙しいので自分たちが入場する前の会場は、どんな様子だったか気になるものです。

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