夜景・イルミネーションを撮る

デジタルカメラでの夜景撮影は、状況によっては特別な設定をしなくても綺麗に撮影できる場合が多いですが、オートの状態では灯りを綺麗に写すことができません。
何はなくとも「固定」が基本
[夜景] → [光量が少ない環境] → [シャッタースピードが遅くなる] → [ブレやすくなる]

夜景撮影は何はなくとも「カメラを固定」が基本です。 三脚でもどこかに置くでもよいですが、とにかくカメラを固定しましょう。デジタルカメラ内蔵の液晶モニターで綺麗に写ったと思えても、パソコンの大画面で見ると微妙にブレているケースがよくあるのです。

参照「basic:ほかにもいろいろ:ちょとうんちく:ブレた写真になるのはなぜ?」へ >>

夜景撮影

オート撮影(ストロボはオフ)

オート撮影

ストロボはオフで、オート撮影しましたが、光量が不足しているため、暗くてパッとしない仕上がりになってしまいました。
撮影場所が光源の近くであれば、オート撮影でも綺麗に写せる場合があります。

夜景モード

長時間露光

デジタルカメラに搭載されている夜景モードに設定しただけで、シャッタースピードはカメラが自動で判断しています。街灯や照明の明かりなど、目で見た印象に近い自然な仕上がりになりました。

長時間露光

長時間露光

シャッタースピードを遅く設定できるデジタルカメラで、シャッタースピード 5 秒としました。
目で見た印象とは違いますが、照明が綺麗で、雰囲気のある夜景になりました。
秒数は環境によって違ってくるので、設定を変えながら撮影しましょう。

固定にはミニ三脚でも十分

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三脚の持ち歩きや設置は、おっくうになりがちですが、コンパクトデジタルカメラの固定ならポケットサイズのミニ三脚でも十分です。高さは限られますが上下の角度を変えられ、手短な物の上や座った時の膝に乗せたるだけでも効果があります。

ケンコーハンディボーイデジタル(ミニ三脚)
高さ155mm のコンパクトサイズ

三脚以外の便利グッズ

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最近ではコンパクトデジカメを固定できる便利なグッズが登場しています。写真はヨドバシカメラのオリジナル商品「ボ撮ルンです」で、ペットボトルのキャップにかぶせてデジカメを固定できるボトルキャップスタンドです。この製品以外にも携帯に便利なカメラ固定グッズもあるので、店頭でチェックしてみましょう。

長時間露光では環境によっては明るくなりすぎる場合も
シャッタースピードを遅くする長時間露光では、周囲の光量の環境に応じて設定を変える必要があります。遠くの夜景なら比較的遅く設定しても大丈夫ですが、近くに明るい物がある場合には明るすぎることもあります。
確認と撮り直しが何度でもできるのがデジタルカメラのよいところなので、設定を変えながら数パターン撮影すると最適な結果が得られます。夜景撮影では雰囲気を大切にしましょう。

夜景
オート撮影でも、十分に雰囲気のある仕上がりになりました。
夜景
シャッタースピードを遅くしましたが、照明の近くだったので明るくなり過ぎました。
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