バナー （商品名）
Adobe Photoshop CS / Photoshop Elements

古い写真にする

モノクロやセピアに色を変えるだけでも古い写真のようになりますが、ここではもう一歩踏み込んで素材感も古く感じられるように演出しましょう。
手動で丁寧に赤目を補正する
ここではお祭りの金魚すくいの様子を撮影した画像を使います。今回のような古い雰囲気をより強調するために、懐かしさを感じさせる画像を使うことで「らしく」感じさせられます。






古い写真にする

1 編集したい画像を開きます。

2 まず、画像の色をセピア調に変更します。
イメージメニュー、[色調補正] - [色相・彩度...] を開き、[色彩の統一]をオンにすることで、簡単にセピア調に変えることができます。このままでもよいのですが、よりリアルさを出すために [色相] をスライドして若干黄色がかったように設定し、[明度] を少し上げて明暗のメリハリが失われたようにしました。
 

3 画像にざらつき感を与えて粒子が粗い状態を表現します。
フィルタメニュー、[ノイズ] - [ノイズを加える...] を実行します。ここでの数値設定は画像の大きさにもより違ってきます。[量] スライダを動かしながら適度にざらつきを与え、[ガウス分布] 、[グレースケールノイズ] をオンにすると自然なざらつき感が得られます。

4 次に色ムラを表現します。
まず、スポイトツールを使って画像内の比較的明るい部分と暗い部分の色をクリックして、それぞれをツールボックスの描画色と背景色に当てはめます。

5

新規レイヤーを追加して、その [レイヤー1] 上でフィルタメニュー、[描画] - [雲模様1] を実行します。すると、先ほどの描画色と背景色に設定していた色で雲のような模様ができます。
 

6 できた雲模様に対してレベル補正を使って、階調の幅（濃淡の調子）を狭めます。
グラフの左右にある黒・白のスライダの幅が狭くなるように移動すると階調の幅が狭められ、図のように雲模様が色ムラのように変化します。
 
1 / 2
ページのトップへ▲
HOME | レビュー | 基本 | 撮 影 | 転 送 | 編 集 | プリント | 活 用 | La Diary | Casha-log
デジカメの基本から撮影、転送、編集、プリントや活用法を幅広くご提供する“カシャリ！”